スポーツひろばプレイスキッズとは
どんな施設?



運動を行うことで脳機能を改善していき、生活の質を向上させていく
幼稚園や保育園に通うお子様の中で、集団で一緒に活動することが難しい、小学校に上がった時にやっていけるか、いろいろな面で不安・・・といった声が多く寄せられています。
スポーツひろばプレイスキッズでは、そういったお子様の中に対し、運動を中心とした療育を行い、生活に必要な脳機能である『ワーキングメモリ』を改善することで、集団の中で活動ができるようになったり、学習能力が向上していきます。そして集団生活の中で楽しいと感じるために必要なコミュニケーション能力と社会性を身につけ、生きることの本当の楽しさを得られるようになるための基礎を育くむための教室です。
POINT生活環境の変化による子どもの運動能力の低下

・近所に子どもが減ってきていること
・公園や遊具が少なくなってきている
・ネットゲームの拡充
など、このような現代の生活環境の変化によって、子どもが外で遊ぶ機会が激減し、運動をする機会が失われてきていることにより、「体の動かし方がわからなくなっている」ということです。
運動が減ると、血流が悪くなることで脳内分泌が悪くなり、自分の身体を自分でうまくコントロールできなくなっていき、「キレる」「落ち込む」など自己の感情コントロールが乱れてしまうということにつながっています。
さらに、運動能力の低下により今までにはなかった大きなケガが増え続けています。
例えば、飛んできたボールを避けられず顔に当たってしまう。石につまずき前歯が折れてしまうなど・・・生きていくうえで最低限必要な運動能力が失われているのも事実です。
特に小さい年齢から習慣的に身体を動かすということはとても大切なことなのです。
POINT運動で学習効率もアップ

学習の基本である「読み」「書き」「計算」が運動と大きく関わっているということをご存知でしょうか?
運動と密接な関係にある『ワーキングメモリ』は学習脳と呼ばれており、漢字や公式を覚えたり、見たものを写す、考えていることを言葉に出すなど、学習のあらゆる場面でこの『ワーキングメモリ』が使われています。
このワーキングメモリはコーディネーション運動を行うことにより向上させることができます。
そのため、運動は健康の為だけではなく、学習の基盤を作っているといっても過言ではありません。
『ワーキングメモリ』は生活環境の中でもたくさん使われており、記憶や理解、判断、想像力、計画性、抑制(がまん)などで使われています。
運動ができるようになることにより、ワーキングメモリが改善され、上記のような生活のあらゆる場面にて必要な機能が改善されていきます。
さらに「書く」という能力は微細運動にあたりますが、発達段階の基本として、

と身につけていくことがスムーズと考えられています。
この順番が逆になってしまうと上手く積み重ならなかったり、効率が悪くなってしまうことがあります。
そのため、まずは粗大運動から身につけて、確実に積み上げていくことが重要です。
小学校からの学習に備え、幼児期にしっかりと運動を習慣化して取り組んでおきましょう。
POINT学校体育が与える影響の大きさ

小学校に入学すると体育の授業が始まります。
本格的に種目や技の習得になっていきますし、そこに成績など評価がつくようになります。
そのため、習熟度を測るためのテストなどや市のスポーツテスト、大規模な運動会などが行われ、あらゆる場面でさまざまな人の前で【できるできないが可視化される状況】になっていきます。
それにより弱肉強食の立場が生まれ、いじめや差別につながっていたり、不登校にもつながるケースがあります。今や学校体育は学級経営にも影響する科目といわれ、子どもに与える影響が大きくあるのが現状です。
体育ができるようになるには運動の積み上げが必要になります。

しかし、この図を見てわかる通り、体育種目をできるようにするためには運動のもとづくりや協応動作が必要になります。
ここを幼児期にしっかりと積み上げることにより、体育の習得をスムーズにさせます。
運動が苦手な原因を脳機能の観点から分析して指導できるプロフェッショナルな技術を持っているので、運動指導員や体育教師にも指導している『誰でもできるようになる指導』があるので、飛躍的な向上が見込めます。
スポーツひろばプレイスキッズの特徴
科学的な根拠に基づいた対応
脳科学専門の大学教授や発達障害専門の小児科医師など、多くの専門家と研究を行い、15年以上も積み重ねた知識があります。
現在では多くの放課後等デイサービスの開業支援や保護者向けの特別支援セミナー、特別支援が必要とされる現場での指導や監修なども行っております。
主観的な対応ではなく、根拠のある統一された対応を行うことができます。
プロフェッショナルな指導技術
私たちスポーツひろばプレイスの療育指導員は、脳科学に基づいた具体的な指導の研修を480時間以上も費やし、筆記テストや子役をつけての模擬授業など、質と量のある研修を通過した指導員が療育を行っております。
教育技術を日々研究し、どのように教えるのかを日々研究。常時行われている模擬授業やプログラムのフィードバックにより、指導技術を高め続けている指導員が対応します。


スポーツひろばプレイスキッズ 支援プログラム

このようなお子様が通っています
- 集団の中で活動することが苦手(周りと合わせるなど)
- 人に興味が持てない(ひとりが好き)
- コミュニケーションがうまくとれず友達とトラブルになることが多い
- じっと待ったりすることが苦手
- 運動が苦手・嫌い 自信が持てない
- 身体を動かすかすことが難しくケガなども多い
- 模倣することが難しい
- 言葉に遅れがある
- こだわりがある
スポーツひろばプレイスキッズ統括責任者

2005年より発達障害専門のフリースクールで、小学生~大学生までのお子様を指導。専門教科は体育。
発達協調性運動障害や視覚認知機能について脳科学者や大学教授、小児科の医師などと研究会を行い、困り感の原因を研究。
脳機能に基づいた指導法を確立し、困り感のあるお子様をできるようにさせる指導を目指して指導技術を研究。
日本教育技術学会での研究発表や全国各地で発達障害支援セミナーなどで講師を務め、発達障害児やグレーゾーンのお子さまの困り感に配慮した指導方法を確立し、療育として行ってきた。
2012年にスポーツひろばプレイスを開設
『集団生活の中で生きる力を身につけさせる』ということを療育方針に掲げ、集団の中でどう自立していく力を身につけさせていくかを療育プログラムに反映し、運動を中心とした療育プログラムを開発して、現在の療育に至る。
延べ1000名以上の発達障害児やグレーゾーンの方と関わる。
プレイスを開業以来、放課後等デイサービスの指導員、保育士、学校教諭、保護者に対して研修や講演を数多く行い、指導や対応のアドバイスを行う。
全国各地で放課後等デイサービスの開業を希望する企業へ開業支援も行っていき、現在はプレイスモデルで行う事業所が全国各地150事業所にまで広がっている。